胸毛の二人…昭和34年

 
出版ニュースの【過去のきょうの出来事】によると、昭和34年(1959)の今日は、<日本初の少年週刊誌 2誌が発

売の先陣争い>とあった。

で、そんなこともあって、3月17日は【漫画週刊誌の日】であるらしい。

この日創刊されたのは、「少年サンデー」と「少年マガジン」。

初期の2誌はまだ中綴じだったと覚えてるし、創刊号かどうかはワカランけど読んでた記憶はある。

ほんでも、どちらかというと月刊少年誌で育った世代かと思う。

附録と別冊漫画で、ほとんどメガマック状態の月刊漫画誌の方が記憶に強く残っているから。

紙を組み立てて、ソノシートにブリキの針をおとして、手で回して聴く蓄音機のようなのがあったなぁ。


で、「サンデー」と「マガジン」の創刊号の話です。(これ完璧に音羽VS一橋やなぁ)

まずは表紙対決。

表紙はサンデー長嶋対マガジン朝潮・・・胸毛対決!

値段はサンデー30円に対してマガジン40円。

ちなみに、そば(もり・かけ)とチキンラーメンがが35円で、新聞購読料が390円とありました。

 ※1959年(誕生の年)→http://www.ann.hi-ho.ne.jp/h-ishimaru/new/1959.html

どっちゃにしても、月刊誌さえ仲間内で回し読み状態やったから、毎週買うなんてのはありえへんかった

けどなぁ。

サンデーに掲載された、寺田ヒロオの「スポーツマン金太郎」はハッキリと読んだ覚えがあるので、創刊

当初は、サンデーの方を愛読してた気がする。

立ち読みやったと思うけど。


そうそう、朝潮というても三代目の方です。

あの頃の高砂部屋は、朝潮赤潮、引潮、味塩と強い力士がぎょうさんおったです。←ウソやでぇ!

Wikipediaに、三代目朝潮奄美大島出身だが、当時は米軍占領下のため密航して神戸にきたとあった。


ついでに、四代目の朝潮。経営するチャンコ料理屋が大阪の徳庵にあって、ずいぶんと前にそこで忘年会

やったことあるけど、けっこう美味かった。

たしか、四代目朝潮の嫁ハンの実家がここでスーパーやってたと思う。


あん時の忘年会のメンバーは見事に行方がわからん。


ほな。


そうそう、「杉浦茂101年祭」らしくて京都国際マンガミュージアムで特別展をやってるそうです。

それから、青林工藝舎から「杉浦茂ニコニコ大会」、晶文社から「杉浦茂の摩訶不思議世界 へんな

の…」が刊行されるそうです。



●少年サンデー創刊号(目次があります)
 →http://websunday.net/museum/no02/no02.html

少年マガジン創刊号(表紙のみです)
 →http://www.geocities.jp/keyholderkey/magajin.htm

●追加です。

週刊少年サンデー50周年記念、1959年から50年分の表紙50枚全画像を一挙公開
 →http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090317_sunday_50th/

週刊少年マガジン50周年記念、1959年から50年分の表紙50枚全画像を一挙公開
 →http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090317_shonenmagazine_50th/