五 兄 弟

 
六月になってもうた。


   大阪はよいところなり橋の雨(水府)


歩いて五分の図書館の<大阪コーナーの本>を全部読んだろ!暇つぶしキャンペーンで、ただ今、田辺聖

子の『道頓堀の雨に別れて以来なり』ちゅうのを読んでます。

副題が「川柳作家・岸田水府とその時代」となってます。


今日は用事で十三まで出かけた。

駅前の喜八洲総本店を通る度に、オトンがここの「金鍔」が好きやったのを思い出す。

この店のメインは「酒饅頭」と「みたらし」や思うけど、オトンは何でか「金鍔」やった。

ワケワカラン人やったなぁ。


ところで、喜八洲のみたらし団子は串に団子が五個。

団子五兄弟。

これは大阪だけなんやろか?

団子は三兄弟が業界標準なんやろか?

それとも、あの「団子三兄弟」という歌は、少子化が当然となった中で、五兄弟や六兄弟では歌詞になら

んと思ったんやろか?


時間が押してたので、団子も買わず、改札すぐの立ち呑み・丸一屋にも寄らず電車に乗った。



ほな。