励 め よ

 
今日からビョーキ男は検査入院。

毎度々の検査入院で、どうちゅうこともないけど、ヤツだけがジタバタしておった。

エロエロと先の事ばかり心配しておる。

おいおい、オッサン!たった一週間のことやないかい。

この世に「男らしさ幻想」みたいなもんがあって、ヤツはその模範患者みたいなもん。

・・・「男らしさ幻想」→http://blogs.yahoo.co.jp/tei_zin/27642148.html


そんなことで今日、ヤツにゆうたった。

今時、ニンゲンらしいニンゲンはどんなもんかを。


  ①なんの役にも立たん

  ②なんの為にもならん

  ③なんのジャマにもならん


実際にそんなもんやし。

生まれた理由もワカランのに、生きてる理由なんぞワカッテたまるかい。

生きるに意味なんぞ最初からあれへん。

そやから、道端の石ころに慰められたりもするのだ。

・・・と思うてるのやけど。


        『ふにゃふにゃ、と』

   キミガヨでもハトポッポでもシロジニアカクでもよいから

   暗誦したい

   体がいうことを利かなくなったら

   この世に倚りかかり

   よだれを垂らし

   震える手足をふにゃふにゃさせながら

   わが愛する国やら町やら家族やら自身やらに向かって

   調子はずれでもいいから

   ふにゃふにゃ、とうたってやろう

   キミガヨでもハトポッポでもシロジニアカクでもいいから

   うたってやろう

                        -高木護『ふにゃふにゃ、と』


「頑張れ」は頑張ってる人に投げる言葉ではない。

なんかないかと探した。

辞書を持ってへんので、ネットで引いてみた。


   【励む】

   (1)熱心に事を行う。精を出す。努める。

   (2)気力をふるいたてて行う。力を尽くしてする。


皆が皆、この世に倚りかかってるのがフツーなのだ。


励めよ。 め い べ る 堂



そんだけ。