ジャージ

 
F元君から電話があった。


  おい!ジャージいらんか?

  また、背中に竜かなんか描いたあるんやろ?

  そうそう。ほんでも虎やで!お前、虎好きやろ?背中にド~ンと虎が描いたあんねんど!

  いらんわい!


F元君は、普通の服は普通すぎるくらいやけど、ジャージに限ってはそんなんばっかり着てる。

そやから、また連れに怒られたんやろ思う。

一緒に仕事はじめた頃、最初に事務所置いた所の向いに桜組か梅組みたいなんがあった。

F元君はそんなジャージ着てたもんやから、ヤヤコシイことになりそうな気配もあったんやけど、いきな

り、挨拶やゆうてビール1ケース手で持って行って、無事治まった。

ヤヤコシイやっちゃけど、F元君のそういうとこが好きなんやなぁ。



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    きのう『ドノゴトンカ』創刊前夜号がポストに入ってた。
  
    特集が「辻潤遺墨」。辻潤の書が美しく掲載されている。
  
    ワクワクしながら包みを開けたの何年ぶりやろ。
 
    
 
    ほな。