おばちゃんとこに行ってきた

 
いつも通り、天六からヘコヘコと歩いて南森のF元君の事務所に行って仕事を手伝う。

一段落ついたところで帰ろうと思うたけど、一緒に飯食って帰ることにする。

途中、南森町の駅近くで献血やってたので、オッサン二人で献血


受付がオネイサンやった。

「あのぅ、金欠でも献血してええですか?とアホなこというオッサンっていてます?」

そうきいたら、オネイサンはしばらくうつむいてた。

おそらく「そんなボケかますのは、お前だけじゃい!」と心の中で突っ込んでたと思われる。

献血終わってから「おばちゃんとこ」に行く。


「おばちゃんとこ」は中華の店。

餃子を頼んだので、ビィルも。

梅に鶯、松に鶴、餃子にビィルと太閤秀吉の頃からそうなってる・・・ということにしとこ。

餃子三人前とラーメン食ってビィル飲んでごちそうさん

「F元よ、これで今月はもう餃子食わんでもええほど食ったなぁ」

「そうそう、ん?お前なぁ今月って、あと三日しかないやないけ」

血を抜いたからか、F元君の血の巡りもようなった気がする。

「ほな」

「ほなな」

F元君と別れて、また天六までヘロヘロ歩いてたら、天六の立ち食いウドンで「下品なほど出汁が濃い」

という看板を見かけので、こんど行ってみたろ。


ところで、「おばちゃんとこ」は天二(天神橋筋商店街二丁目)にある。

商店街に看板が出てるけど、店は細い路地の奥にあるので、ほんまに店あるんか?と思う人もいる。

「おばちゃんとこ」、普通に屋号もあっやみたいやけど、みんなが「おばちゃんとこ行こか?」と言うも

んやから、いつのまにか屋号も「おばちゃんとこ」になった。

そんなことで、今はおっちゃんがやってるけど「おばちゃんとこ」。


ほな。