そして私は質屋に行こうと思いたちました

 
織田作之助が『大阪論』の中で、だいたいにこんな事を書いてた。



西鶴の話術は連俳式、宇野浩二のは連歌式、西鶴は天馬のように性急に、宇野は春日のごとく遅々として

いるが、どちらも代表的な大阪話術だ。


そんなことで、こないだ歩いて五分の図書館で筑摩の「現代日本文学大系46」に入ってる宇野浩二を借り

て読んでます。

連俳式も連歌式も、西鶴もようワカランけど、どちらも代表的な大阪話術と書かれてると読まななぁ。

で、宇野浩二の『蔵の中』の書き出し。

      そして私は質屋に行こうと思いたちました。

しばらくは宇野浩二読んだろ。


ほな。