松風はわれらが笛や長福寺

辻まこと

    →http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%BB%E3%81%BE%E3%81%93%E3%81%A8


辻まことの墓は福島県の長福寺にあります。


辻まことの遺言は「墓不要」でありましたが、草野心平など友人たちが「こんな小さい墓であれば、そし


て彼の愛したこの長福寺の境内であれば彼も許してくれるだろう」といって建てられたそうです。


本当に小さい墓です。


この中に辻まことの墓の画像があります→http://www.asahi-net.or.jp/~pb5h-ootk/index.html


      松風はわれらが笛や長福寺



これは長福寺にある句碑からのもの。


辻まことの書いたものに次のようなものがあります。



  人を取り除けてなおあとに価値あるものは、

  作品を取り除けてなお価値のある人によって作られるような気がする



この言葉、私には父辻潤をどこかで意識して書かれているように思ったりします。



関係ないですが、長福寺を調べていたら<インフォームドぶっきょうを合い言葉に「わかる仏教」を提唱

しています。>なんてのがありました。

この場合の「わかる」って何なんだろうと思いました。


そんなんです。