2009-09-21 潤とまこと 辻潤と周辺 #練習用 昭和3年(1928)、潤が45歳、まこと15歳。 辻潤は、読売新聞第一回巴里特置員として神戸港から「榛名丸」にて渡仏。 特派員でなく、特置員。 まことは、静岡工業学校を中退し同行。 渡仏同行は画家志望だったまことの希望。パリでまことは山本夏彦を知る。 旅は、上海、香港、シンガポールと寄港し、シンガポールでは、Mという未知の人物が「おそろしく歓 迎」してくれたとある。 四十日あまりの航海でマルセーユに到着。 船旅中、そしてパリ滞在中に親子共々夢中になって読んでのが『大菩薩峠』。 絵はモランさんが描いてくれました。 シンガポールでの写真を元に描いてくれました。 おおきにです。 ほな・・・「じゅんとねね」復活しとるなぁ。 夕べ明日の鐘の音 寂滅為楽と聞こえども 聞いて驚く人もなし 花は散っても春に咲く 鳥は古巣に帰れども 行きて帰れぬ死出の旅 -『大菩薩峠』(間の山のお君が歌う)