よんひゃくまんえん

 
商店街の空き店舗に、また古本屋が三日間だけ出店。

この店、仕入れてくるのでなくて寄贈本が主で、その売り上げで何かを企んでるらしい。

そんなことで、こんな値段でええのでしょうか?価格の本があったり、町の古本屋でも見かけんの売って

たりするのでうれしい。


今回は、文庫・新書・コミック中心の品揃え。

ちくま日本文学全集の「稲垣足穂」がほぼ新刊状態の帯付きで五百円とあったので買うた。

「そのままでええよ」と五百円玉を渡した。

「はい、四百円」とお釣りをくれた。

「これ、奥付に五百円のシール貼ってあんで?」

「今回は、ここにある全部百円ですねん」

「へぇ?ひゃひゃひゃ百円!明日も来ます!」


そういえば、昔はそこいら中に生息してた「はい、よんひゃく万円お釣り」とボケ倒すオバチャンは絶滅

したんやろか?



ほな。