今どきの小説家のイメージ?

いまどきの小説家ってどんなんか?

以前、日テレの「ズームイン」で作家の書斎拝見的なシリーズを不定期でやってた。

誰かは忘れたが、PCを三方向に配置して、陽射しとともに移動するってのがいた。

立松和平は、高田馬場そのままの雰囲気のアパートにあったと思う。最初に読んだ「ブリキの北回帰線」

のイメージ通りの創作現場だったように思った。

そういえば、上野宵里の「運平利禅雅」もこの頃に読んでる。ヘンリー・ミラーのブームだったか?

浅田次郎は、私は作家です的なところで、ぶっとい万年筆使ってた。

番組は違うけど、丸山健二も田舎暮らしだがログハウスでPCの回線使用はしていた。

水上勉は、早くからPCを使い原稿のやり取りをしていたらしい。

高村薫は、たしかPCがなければ作家になることはなかったとか言っていた。

藤田宜永小池真理子夫妻の書斎もPCが当然の様にあった。


ワープロ?何それ、ワールドプロレスリング。そんなギャグまがいの会話から30年も経ってない。

液晶がでたらめに高かったので、三行表示のワープロが百万円台の頃。

三田誠広がそれを買ってて、思わず「お前って、何?」って呟いたのは遠い昔の話。


つまりは、作家のいる風景にPCは当然となったのかも。

常時接続のモバイル・サイボーグのような姿がいまどきの作家のイメージになるのか?


こんな事を書いてて急に思い出したので検索してみた。

高橋恵子を見る度に、彼はどうしているのかがいつも気になっていたのだ。

河村季里。

K&Bパブリッシャーズの社長になってた。編集プロダクションのようだ。

辻潤に限らず、捨てられた男に関心が行く。

会ったら言ってやりたい。

「大変でしたなあ」

・・・「お互いに」。


長い付箋紙になったので、【たてたてヨコヨコ】問題は次の機会に。