2006-06-14 『檸檬』を絞る 何か読んだ #練習用 昨日の夜、梶井基次郎の『檸檬』を読んだ。 短い。 『檸檬』。「瀬山の話」、「秘やかな楽しみ」、「檸檬断片」と原型となる作品がいくつかあるそうだ。 そのものずばり、【檸檬】というHPがあった。 上の先行する作品については、このHPで知った。 梶井は、武蔵野書院から、われわれが知っている短編小説集『檸檬』出版の翌年、昭和7年に肺結核で亡 くなっている。 すると、上記のHPに基づけば『檸檬』改作におよそ10年ほどの時間をかけていることになる。 「瀬山の話」を同HPで読んでみた。 長い。 この10年に及ぶ梶井の檸檬絞り。 爆発の悪意をはらむ、梶井の檸檬の中身? 梶井の精神史を辿ってみたくなってきた。