2006-01-01から1年間の記事一覧

臭い

休日の昼下がり、足の爪を切っていた時のこと。 ふと思った。 私の足は臭いのだろうか? 行動に移した。 ヨガのポーズのような姿勢をとったのだ。 具体的には、左足首を両手でつかみ、顔と足首を接近させようとした。 やってしまった。 左足と腰がゴキィッと…

オヤジ語録

【ボン・カレー】 むかし、家の近所のイタリアン・レストランに親父と入ったことがある。 メニューを見ていた親父が大きな声を上げた。 おい!コココこれ見てみぃ。 どないしたんや? ぼぼぼボンカレーがあるぞ! ・・・ それボンゴレ。 【煮こごり】 家の親…

きょーバシ

日本橋。 東京の人はクールだ。 東京駅で下車しても「あぁ、これが綾瀬はるかが吸うてる空気かあ」と感動するような人はいない。 いや、こんなふうに感動するのは大ざえもんさんだけかも知れない。 だから、東京の人は日本橋はフツーに抑揚もなく「ニホンバ…

ハワイあん

あんぱん。 食ってたら、昔のことを発作的に思い出した。 サーフィンをしている兄ちゃんと椰子の木。 そんなのイラストの袋に入ったあんぱんが中学校の頃あった。 袋に【ハワイあん】て書いてあった。 フツーにあんぱんだった。 そんだけ。

JAZZ喫茶とJASRAC

JNさんの記事に『ビートルズ生演奏で著作権法違反、スナック経営者逮捕』ってのがあった。 →http://blogs.yahoo.co.jp/nietzsche_rimbaud/41898339.html じつは、ジャズ喫茶でも同様の問題は起こっている。 私が長年お世話になっていたところにも「料金徴…

ケータイ小説

昨日の大阪ローカルニュースでやってた。 「ケータイ小説」がけっこう人気らしい。書籍化されたものもあるそうだ。 「ケータイ小説」なんてぜんぜん知らんかった。 これ「ケータイ小説」であって「携帯小説」と書けないだろう。 『失われた時を求めて』なん…

1944年11月24日

辻潤の最後です。 昭和19年(1944)7月、放浪に終止符。東京に戻り上落合の静怡寮に住む。 11月24日。看取る者もなく死去、餓死。染井の西福寺に葬られる この24日に何か書いてみようかと思ってたのですが、書けなかったのではなく、忘れてしまいました。 11…

上か下か

今日は起きたきり爺さんを病院に連れて行く日。 待ち時間がけっこう長かった。 その間、患者さんや医師、看護師を見ていて気付いたことがある。 両手を後ろに回した時のある特徴についてだ。 後ろにまわした両手の中に、その部位が入る、入らないと年齢との…

John Coltrane

「じょ~~~ん・こるとれぇ~~ぇ~~~ん」と白石かず子が自らの詩を朗読したとき気が変わった。 もう、コルトレーンええなぁと人に言うのを止めることにした。 案の定、コルトレーンはジャズとは関係ない所で聴かれたり、語られたりするようになっていた…

山本作兵衛のこと

この頃、山本作兵衛や上野英信の名前を見かけることが多い気がする。 今日も朝日の読書欄に『追われゆく坑夫たち』のことを<大切な一冊>というコーナーで本橋成一という 写真家が書いていた。 まあ、そうは言っても今でも品切れや絶版が多いのは多いようだ…

Billie Holiday

おかしな言い方をする。 英語の歌詞の意味が理解できなくてよかったと思う時がある。 その歌声を聴いたとき、言葉を追っかけられないだけ、声を楽器の一つとして受け止められるからだ。 ビリー・ホリディ。 別にどうってことのない一日の終わりに、酒でも飲…

Albert Ayler

『破壊せよとアイラーは言った』なんて本を中上健次が出したりしている。 そんなこともあってか、アルバート・アイラーはジャズの破壊王みたいなイメージで語られることが多 いような気もする。 私がジャズ喫茶に入り浸っていた頃は、ジャズがフリー、フリー…

ざわわ

森山良子"オレオレ直太朗"を撃退!というのがあった。 →http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/11/24/01.html 「オレオレ、直太朗」というからばれたのだ。 「オレオレ、ザワワだよ、ザワワ」といえばよかった・・・わけはないか。 オレオレ詐…

GRANT GREEN

グランド・グリーンはジャズギタリスト。 ちょっと不思議なミュージシャンかも知れない。 同業者(ジャズ・ミュージシャン)に訊く好きなギタリスト?というふうな企画で必ず名前が出てくる。 それもベスト3では出てこないが、ベスト5とか10という中には…

インスタント・コーヒー

【山本夏彦大事典】にこんなのがあった。 →http://hw001.gate01.com/namekujiken/natsu/wordworth1.html <ネスカフェゴールドブレンド (ねすかふぇごーるどぶれんど)> テレビCMで「違いがわかる男」とやっているのを見て、夏彦はてっきりネスカフェを本…

なっとう

小さい頃から納豆は普通に食ってたから、関西人納豆嫌い説がいまだに納得できない。 私の周りでも嫌いという方が少ない。 これはひょっとしてメーカーの作戦かも?と思うことがある。 関西人=納豆嫌いというイメージを作って逆に消費量を増やそうとしている…

なま玉子

早口言葉にある<生首 生米 生玉子>の生玉子。 ん?ちょっと違ったか。 この頃、「玉子かけご飯醤油」がけっこう人気らしい。 その影響でか近在のスーパーでも「玉子かけご飯用卵」なんて売り出している。ごく普通に値段が高い。 その「玉子かけご飯」の話…

ゆで玉子

ゆで玉子。 関西で「煮抜き」ということもあるが、これは主に京都方面。大阪は古い人が使う程度。 むしろ「うで玉子」と「茹でる」が「うでる」になるほうが多い。 「ハードボイルドだど」はトリオ・ザ・パンチの内藤陳。 <読まずに死ねるか>の内藤陳。 日…

大杉栄のこと

「必然」という言葉に恨みはない。けど嫌いな言葉だ。 「必然」という言葉を使う奴にロクなのがいなかっただけのことだけど。 人間のやることなんて、せいぜい「結果的にこうなった」程度のもんと思う。 「必然」を使いたがるのは主に組織の人だ。政治、宗教…

湯 豆 腐

山本夏彦大事典というのがあった。 <辻まこと>の項はこんなん書いてた。 芸術家で、青年時代の夏彦の友人。武林イヴォンヌをめぐる恋のライバルでもあった。詩人・辻 潤と伊藤野枝の長男で、武林イヴォンヌの最初の夫。夏彦は辻と若いころ散々遊び歩き、そ…

張子の虎

ずいぶん昔だけど『香具師の口上(たんか)でしゃべろうか』を読んだ。 書いたのは坂野比呂志。 香具師の口上を保存し広めるには相応の役割を果たした人だ。 ここを/浅草雑芸団→http://www.t3.rim.or.jp/~noborugu/zatugei/zatugei.htm ただ、香具師の啖呵…

てんめい その三

みっちゃん・かよちゃん・おけいちゃん 駅前の繁華街でなく、路地裏や住宅地の中のあるお好み焼屋、一杯飲み屋によくある店の名だ。 おそらく、女将の名前が道子だったり、佳代子だったりするのだ。 それで行くと、どこかに「KABAちゃん」なんて店もある…

せ け ん

世間体。 今どきの若い人で、これを「せけんたい」と読む人もいるような気がする。 「世間」という言葉が好きだ。「渡世人」というのも好きだ。 渡世人→http://blogs.yahoo.co.jp/tei_zin/20246745.html 自分の身の丈にちょうど合うし、そこでしか生きてない…

て ん め い その二

クイックマッサージの店が目立ちます。 大阪やなぁ~と思う店の名前。 こり・トリマッセ と コリとるねーど 相変わらずベタベタ、コテコテと思うたら東京もそないに変わりません。 こり・とれーる って店名があった。さすが花の都、おフランスみたいやなぁ。…

て ん め い

しばらく行ってないので、写真もないのですが。 入ってる事務所のビル一階の弁当屋。 店の名前 めるせです・べんと いいます。 店の名前が変わってるだけで、いたって普通の店です。 シンジラレナァ~イ \(@o@)/ ...とヒルマンが言っておりました。 そ…

な ぞ

なぞ。 なぞは謎です。 ナゾーではありません。 花子ちゃんは怪人ナゾーによってさらわれたのでありました。 嗚呼、僕らのバットのおじさんは一体何をしているのでしょう? ・・・今日はここまで。そこの僕、今度からはタダで観たらアカンで。飴でも買うてや…

「日陰茶屋事件」辺りまで読んだ

瀬戸内寂聴(晴美)の伊藤野枝の評伝?『美は乱調にあり』、『諧調は偽りなり』を読み続けている。 「葉山日陰茶屋事件」くらいまで読んだ。 瀬戸内は資料を忠実に調べて書いているけど、人の行動する理由が男と女の関係や人と人との関係に しかないような書…

なにわの『名曲アルバム』

サラサーテと大阪。 サラサーテといえば「ツィゴイネルワイゼン」だ。 試聴→http://www.mediaplanet.jp/soundtextures/Vol.6-nare-mp3/Vol.6-07nare.mp3 しかし、大阪人はこの曲のイントロで脳内に、この人の顔が浮かんでくるのだ。 そしてパブロフの犬のよ…

ヨキミセサカエル

ヨキミセサカエル スーパーで働いていたとき、レジの右側に配列されてた商品分類キーにつけられた名称だ。 ヨキミセサカエルは、良き店栄えるの意味だ。 ヨキコトキク(斧・琴・菊)の犬神家一族とは何の関係もない。 ヨキミセサカエル。 例えば、衣料品のフ…

『赤頭巾ちゃん』は安かった

実家に戻って一年ちょいになる。 商店街を歩くと、いろんな店のおっちゃん、おばちゃんに声かけられるようにもなった。 おねえさんからはない。 町に詳しくなったといっても、買い物中心となるから、その他の場所に行く機会は滅多にない。 歩いて五分の書棚…